転職する?警備会社の営業所長を退職して専業主夫へ!

スポンサーリンク
お仕事活動

転職する?警備会社の営業所長を退職して専業主夫へ!

こんにちは、kenji@irohanixです。

最近は『働き方改革』や『同一労働同一賃金』などで、正社員が安心して稼げる時代が無くなってきました。そこで警備会社の社員の働き方について体験談を記事にしました。

昔は肉体労働で稼ぐしか方法がないと思い、昼間に正社員で働いて、夜はファミレスで働いていた頃もありましたね(‘Д’)

それぐらいしか自分には稼ぐ方法がないかと思ってました。

しかし、このネットの世界をTwitterを通じて知ることが出来て、アフィリだったりブログだったりで収入を得る方法が分かりました。

もっと早くこの世界に出会っていればと、人生に後悔し始めているところです。

現在、2児の幼子を子育てしていますが、つくづく警備会社を退職して良かったと思うようになりました。ブログを書きながら息子にミルクをあげて、あやして!一緒にいることが出来るって、ホントに幸せですね(*^^*)

スポンサーリンク

警備会社の営業所長の仕事って??退職して専業主夫?

昔、働いていた警備業界というのもホントに長時間労働だったり、休日出勤だったり、プライベートが無かったりと物凄く大変でしたね(T_T)

とにかく仕事の範囲が広いです。言ったら一人親方みたいな感じですね。

主にしていた仕事の三つの柱が

『営業』 『教育』 『管制』です。

これ以外にも労基法が改正されれば、法令順守で改善しなければならないし、警備業法って法律もあるから、その改正時にも改善しなければならないんですね。

あとは、売り上げのノルマだったり、社員管理に顧客管理そして一番面倒だったのが役員の管理かなw

中小企業だったからすぐそばに役員や取締役がいたので、いつも顔色を見て仕事をしていたのを覚えています。さらに、どの従業員も信頼がなかったのか?営業所内にカメラが設置してありましたね。

たまに役員から『カメラの角度を変えて』とか『蜘蛛の巣はってない?』とか電話が来たり・・・

もちろん有効活用されているのは社員の仕事っぷりですけどねwある社員は椅子に座って居眠りしている画像を見せられたり、またある社員はお菓子食べてる画像を見せられたりって感じで社畜でしたね。

あなたはどうおもいますか?職場に監視カメラがあるのって最近増えてきてるんですかね?やっぱり信頼されてない感じがして『嫌ですよね❕』

また、働いている時は会社のためにって感情があったので、有休休暇なんて取らなかったし、社員にも『あ~でもない』『こ~でもない』って言って取らせないようにしていた自分が恥ずかしいです。

スポンサーリンク

三つの仕事のうちの『営業』!

まずは営業して仕事を受注しないと始まらないんですが、役員などは『道路に金が落ちている』って言って教育していましたね。

これは、警備会社の特に交通誘導などを行う会社は基本的には道路工事現場にて警備員を派遣して、対価としてお金を貰って売り上げを立てている形なんです。

つまり、道路工事現場を見つけて営業して注文をいただければ売り上げが上がるので、道路を走っていて、工事現場には飛び込み営業なども行っていました。

パパ
パパ

道路に金が落ちてるって・・・

面接の時にはルート営業って言われていたんですが、やっぱり社内に入って上司に言われたら、飛び込み営業もやってしまうんですね。

そして営業先では単価の交渉です。交通誘導の警備員を一名あたりだいたい15,000円くらいで派遣していました。その当時で現場の警備員さんの日当が8,000円とかですかね、これって時給1,000円ですけど、かなり安いんじゃないでしょうか?

だから単純計算で『単価×注文数ー警備員の給与=利益』だったんです。むかしのバブル期には警備員さんを出せば出すだけ利益が大きくなるので、昼も夜も働かせたりしていたみたいです。

未来がある大学生や20代がこんな給料ではなかなか生活していくんだったり、結婚を考えたり、子育てを考えたりって、絶対に無理があると思います。(生活苦で借金しまくりでした( ノД`)シクシク…)

じゃあ内勤社員はと言うと、あまり変わらないですね・・・

朝7時から出勤して夜の7時頃まで勤務して総支給で23万とか25万とかですからね。

それにカラクリとして、その総支給の中に家族手当や時間外手当や資格手当や調整給などが割り当てられていて、1ヶ月間働いて時間外とかが発生してもその割り当ての中に調整されて、さらには調整給で帳尻合わせられて、給与計算されるので、いつも給与は定額!

パパ
パパ

だから少ない時間で働いて、早く帰ったほうが時給が上がる仕組みですね。

そんな働き方を15年間もやってました。だから営業先でも単価交渉に粘りが無かったように思います。だって、値上げしても役員の懐に入るだけなんだもん。

スポンサーリンク

そして社員から現場従業員の教育!

これは職種が異常だったのか?国が異常だったのか?

警備業法という法律で入社時の研修が30時間と決められており、さらに半年に一度8時間の研修を受けさせなければ、警備員として仕事を継続していくことが出来ないという制度があったんです。

(注 今は時間が改正されてます。)

まあ入社時の研修の必要性は、あなたも分かるとは思いますが、半年に一度8時間の研修を受けさせなきゃいけないんですね。

例えば『コンビニ』とか『ファミレス』とかって入社時の研修はあるけど、その後、3か月や半年で研修なんて聞かないですよね!

警備業に関しては法律で決められているので、この研修をやらないと罰則を受ける羽目になってしまうんですね。だから一人残らず研修を受けさせてました。

新人が入れば研修室で30時間の講義(だいたい4日から5日かけて)をしていました。また、半年に一度は公民館やコミュニティセンターなどを借りて、何十人から何百人の従業員の前で講義をしていました。

講義の詳細はこちら↓

警備業の不当事案や不祥事を新人研修で教えた!
今回は、私が新人研修で教えた警備業の不当事案や不祥事についての事です。

スポンサーリンク

最後に管制です(´;ω;`)ウッ…

これは業界ならではの特殊な管理体制です。

どの警備会社も何十人、何百人と警備員さんを派遣していて顧客先にきちんと派遣できているかを確認する作業です。

やり方としては『電話一本』ですね!

それぞれの警備会社によって多少の違いはありますが、だいたい自宅を出る時に会社に『これから顧客先に向かいます』って電話をしたり、『今、顧客先に到着しました』など警備員さんが営業所に電話で連絡をすることで出勤の確認をしているんです。

パパ
パパ

これがホントに厄介です( ゚Д゚)

警備員さんの電話を受けなければならないので、朝は実際5時過ぎとか6時過ぎから電話が鳴るんです。

えっ?そんな時間から営業所に入るの???

そこなんですが、『転送電話』という会社の『ガラケー』を持たされて、家に持ち帰って営業所に掛かってくる電話が転送されるようになっているんです。

だから、夜勤があれば夕飯時やお風呂の時に電話が鳴ったりしますし、朝は朝で朝食前や歯磨きしてるところに電話が鳴ったりします。

会社としてはいいように社畜として飼いならしてから、業務の一環だからと言って、数百円の手当を払って、問題ないだろっておしまいにしたりしています。

それから営業所に朝だったり、夜中だったりに従業員を勤務させると時間外や深夜手当を払わなければならないから、『グレーゾーン』の『自宅にいて好きなことをしているけれど、会社の電話が鳴ったら対応してね』っていうスタイルが出来たみたいです。

労基法上どうなんでしょう(-_-)

特に新人内勤社員はこのシステムに驚いて、『転送電話』を持っていたらプライベートの時間も無いので退職していく方が増えていました。

さらに警備員さんが顧客先に無事にたどり着くには、その警備員さんの自宅から現場までの道案内も口頭でしてあげないといけなかったんですね。

だから出勤途中に『道に迷った』とか『一緒に働く警備員さんが来てない』などの電話も通勤途中に掛かってきたりもしました。(そして道交法違反で捕まったり・・・)

今ではなんとか『ゴールド免許』に近づいていますが、当時は車両での移動時間が多かったので、違反しまくりでした。(反則金でまた借金・・・)

以上にあげてきたのが、だいたい警備会社の内勤社員の業務内容ですね!もっと深堀りすると炎上しそうなのでこの辺で!普通の会社とは違ってホントに警備会社の内勤社員の人はタフだと思います。

退職して違う道を選ぶのも一つだとは思いますが・・・

実際に、退職して家庭に入り専業主夫として毎日育児に奮闘していますがとても幸せですよ❕まあこれは『仕事を取るか?家庭を取るか?』になると思いますが、特にお子さんがいる人には頑張って辞めてもらいたいですね!

だって『仕事は後でも出来るけど』、『我が子の成長は今しか見れないですからね』!!

ご一読、有難うございました。

お仕事活動
スポンサーリンク
スポンサーリンク
シェアする
irohanixをフォローする

コメント